寛ぎの舎 游
露天風呂付メゾネット客室
東海エリア/岐阜県/新穂高温泉(奥飛騨温泉郷)
露天風呂付客室で過ごす、この上ない至福のとき。

“和は楽し”をまとう寛ぎの空間
日本の屋根北アルプスの懐に抱かれた奥飛騨温泉郷。
その発祥は、日本がまだ神の時代を信じ、古代歴史の礎を築いていた記紀の時代とされる。
古の彼方からこんこんと湧き出る源泉は、やがて平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高という温もり溢れた5つの温泉地を育んできた。
山里ならではの郷愁を誘う風情にもうもうと立ち上る湯けむりと微かな硫黄の香りは、露天風呂の数が日本一とも称される証である。
「寛ぎの舎 游」は、和室主体の本館とメゾネットタイプ中心の新館からなる全14室の一軒宿。
東西に長くひらけた新平湯のほぼ中心部に、ひっそりと隠れ宿のように佇んでいる。
宿につながる細い石畳を進むと玄関脇にある鮮やかな番傘に目を惹かれるが、館内の至るところに長年培ってきた舎主の豊かな感性に委ねた季節の雑貨と骨董の数々が並び、客人の目を愉しませてくれるのだ。
そう、「寛ぎの舎 游」の一番のおもてなしは、笑顔と遊び心。
白壁の落ち着いたフロント・ホールの小粋な小物や、色鮮やかな和雑貨が壁一面に置かれた娯楽室など、その趣向と品揃えから舎主の“和は楽し”の心が伝わってくるようだ。
そして、木の温もりと舎主が選んだアンティークの装飾で彩られた客室から望むのは、季節の移ろいとともに鮮やかにその姿を変えゆく奥飛騨の豊かな自然。
この雄大なパノラマを遮るものは周囲に何もなく、奥飛騨の壮大で幻想的な景色を独り占めできる贅沢さに客人は時の経つのも忘れるほどだろう。

天窓が付いた古民家風のメゾネットタイプ
純和風で古民家の雰囲気が漂う「新館・露天風呂付メゾネット客室」は、リビングとして使える一階の和室と、二階のロフトを寝室として使うメゾネットタイプの客室。
そして和室には源泉掛け流しの露天風呂も備え、家族で十分に寛ぐことができる広々とした造りだ。
檜薫る露天風呂は箱庭に面しているので、季節の草花を愛でながら心ゆくまで湯の贅を堪能できるだろう。
ふかふかの羽毛布団を敷いて眠りにつく二階には天窓が付いており奥飛騨の満天の星空を眺めることもできるので、静かな夜の帳に耳を傾けながら漆黒の空のまたたきを愛でてはいかがだろうか。

奥飛騨の自然を望む巨石奇石の岩風呂
客室風呂でゆったりとプライベート感を満喫した後は、ぜひ宿自慢の浴場へ足を運んでいただきたい。
何と言ってもおすすめなのは、山間の自然な風が肌に気持ち良い巨石奇石で組まれた野趣溢れる岩風呂だろう。
昼は抜けるように青い空、夜は深い奥飛騨の深緑に抱かれた至福のひとときは、いつまでも客人の記憶に残るに違いない。
貸切風呂からも奥飛騨の自然を満喫できるので、ぜひ家族やご友人と利用していただきたい。
壁一面の窓から陽光が射し込み箱庭が望める内湯は、開放的な雰囲気。
天然木の天板という贅沢な洗面台には京都在住の陶芸家が創ったという洗面器が供わるなど、細部にまで舎主のこだわりが見て取れる癒しの空間になっている。

奥飛騨の自然の恵みと名物“游山鍋”に舌鼓
夕食は本館にある、木の温もりに包まれたレストランか食事会場で。
岐阜の小京都と称される飛騨は美味しい食材に溢れ、いかにその美味を引き出すかが料理人たちの腕の見せ所であるが、「寛ぎの舎 游」では名産の飛騨牛を一風変わった鍋でいただける“游山鍋”が名物料理だ。
それは、悲劇の名将と言われる源義経にちなんだ“義経鍋”で飛騨牛をしゃぶしゃぶと焼肉の両方でいただけるという、宿オリジナルのレシピ。
全てA4等級以上の厳選された上質な飛騨牛は、口にすると霜降りならではの脂が拡がり、口の中でとろける絶妙な風味に心が躍るに違いない。
そして、その“游山鍋”を中心とした会席料理で並ぶ御馳走には、地場の豊かな自然の恵みたっぷりの山菜や川魚、名物朴葉味噌などが、料理長の手によって素材の持ち味や旨みを見事に引き立たせながら供される。
まさに奥飛騨の味を五感で感じる一期一会の味は、全ての客人に口福をもたらすだろう。
絶品の飛騨牛を緩急ある様々な料理で提供する「寛ぎの舎 游」だが、実は朝食で選択できる“飛騨牛のローストビーフ サンドイッチ” が食通で鳴らす数多の客人に好評なのだ。
牛肉の旨みがぎゅっと詰まったボリューム満点の逸品で、客室でゆったり寛ぎながらいただけるのもうれしい。
帰路につく間際まで続く美食の饗宴を愉しみに、客人はまた「寛ぎの舎 游」に足を運ぶことになる。
おもてなし.comのすべての機能を使用するには会員登録が必要です。
photo
-
-
-
-
2階からの眺め
-
-
巨石露天風呂 雪見
-
巨石露天風呂
-
貸切露天風呂 雪見
-
游山鍋会席
-
朴葉味噌 和定食(朝)
-
飛騨牛ローストビーフサンドイッチ
-
娯楽室
detail
間取り | 和室(板の間付き/六畳)+和室(十畳)+露天風呂付き |
---|---|
設備 | ダイニングテーブル、風呂、冷蔵庫、テレビ、貸金庫、トイレ、シャワー |
アメニティ | バスタオル、作務衣、丹前、お茶セット、歯ブラシ、ヘアブラシ、ドライヤー、髭剃り、シャンプー、リンス、ボディーソープ |
チェックイン・チェックアウト | [チェックイン]15:00 [チェックアウト]10:00 |
駐車場 | 30台、バス2台 |
カード | VISA / AMEX / DINERS / UC / DC |
ご注意 |
|
温泉
源泉名 | オキノ1.2号線と一宝水2.3号との混合泉 |
---|---|
泉質・泉温 | 単純温泉(中性低張性高温泉)、65℃ |
適応症(効能) | 神経痛、筋肉痛、五十肩、うちみ、くじき、関節のこわばり、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進 等 |
温泉の利用形態 | 源泉掛け流し、夏季のみ加水有り、冬季のみ加温有り |
特徴 | 奥飛騨温泉郷のほぼ中央、最大規模を誇る新平湯温泉は山里深く秘湯の雰囲気たっぷりの温泉地。その昔、長旅で疲れた出雲族の一行が奥飛騨一の名水“垂間水”の近くで神のお告げを聞き、湯に浸かり元気を取り戻したという伝説が残されているように、湯の良さには定評がある。 単純温泉は肌に刺激が少なく優しい泉質で肌の弱い人を始め老若男女に向いており、そのいで湯に浸かれば身体が内から開放されるような不思議な感覚に包まれる。 |
おすすめ
湯上りのほてった身体をクールダウンしてくれる「湯上り亭」は、全面ガラスが明るさと開放感を演出する癒しの空間。
また清流名取川と秋保の里山に沈みゆく夕陽は驚くほど美しく、心の染み入るような景色に出逢える隠れたスポットなのだ。
大浴場からほど近い場所にあるので、冷たい飲み物を片手に佐勘の名物シーンを眺めれば、客人にとって忘れられないひと時になるに違いない。
観光スポット
平湯大滝
TEL | 0578-89-1250 (奥飛騨 平湯大滝公園) |
---|---|
アクセス | 車 約10分 |
日本の滝百選に名を連ね、飛騨三大名瀑の一つともされる落差64mのダイナミックな滝。
戦国時代、武田信玄の家臣・山県昌景軍が飛騨攻めの最中に疲弊し平湯大滝付近で動けなくなったところ、一匹の白猿から教えられた温泉に浸かって疲労を回復したという伝説が残るが、これが平湯温泉の発祥とされる。
平湯大滝のある一帯は北アルプス乗鞍岳の裾野に平湯大滝公園として整備されており、雄大で美しい自然の中に足湯や蕎麦打ち体験などの施設も点在するので、時間を作って訪れると旅の思い出になるだろう。
また、平湯大滝は例年氷結する2月にはライトアップされ、幻想的な景観を目の当たりにすることができる。
乗鞍スカイライン(高山市公式観光サイト)
TEL | 0577-32-3333 (高山市観光課) |
---|---|
アクセス | 車 約15分 |
四季を通じて美しい自然を愉しめる絶景ドライブロードとして大人気の乗鞍スカイラインは、高山市平湯峠から乗鞍岳畳平を結ぶ14.4kmの山岳観光道路。
日本一の高度を走る道路とも称され、標高2,702kmの終点である畳平に向かって夢のような雲上の世界が拡がる。
高山植物の宝庫である乗鞍岳には、初夏は彩り豊かな花々が咲き乱れ、美しい紅葉は10月上旬に見頃を迎えるという。
また、春 紅葉前までは絶滅危惧Ⅱ類に指定されているライチョウにも出会える可能性があるので、ぜひ訪れて大自然の神秘に触れていただきたい。
なお、自然保護のためにマイカー通行は規制されており、バスかタクシーに乗り換える必要がある。
高山の古い町並み(飛騨高山観光公式サイト)
TEL | 0557-36-1011 (飛騨・高山観光コンベンション協会) |
---|---|
アクセス | 車 約60分 |
伊達政宗公が築城した仙台のシンボル。
市内を一望できる青葉山に位置することから青葉城と呼ばれるが、これは雅称である。
現在城は消失し石垣と再建された脇櫓が残るばかりだが、城跡の一帯は青葉山公園となっており、有名な伊達政宗公の騎馬像や仙台城見聞館等を訪れることによって大藩として繁栄した伊達家の往時を偲ぶことができるだろう。
plan
寛ぎの舎 游
露天風呂付メゾネット客室
東海エリア/岐阜県/新穂高温泉(奥飛騨温泉郷)
access
〒506-1432 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根一宝水
【電車】
・[東海道新幹線]名古屋駅→[JR高山本線]高山駅 特急約2時間30分 タクシー 約60分
【飛行機】
・中部国際空港→[名古屋鉄道]中部国際空港駅→名鉄名古屋駅→[東海道新幹線]名古屋駅 約40分
【自動車】
・中央自動車道・長野自動車道 松本IC→国号158号線経由 約75分
・名神高速道路・東海北陸自動車道 高山IC→国道158号線経由 約60分
関連リンク |
---|