文珠荘 露天風呂付特別室「空のみどり」  近畿/京都府

文珠荘

露天風呂付特別室「空のみどり」追加

近畿エリア/京都府

天橋立を見下ろす、展望露天風呂付きの特別室

天橋立運河に面した和のリゾート・文珠荘の露天風呂付特別室「空のみどり」。三階の九十二平方メートルに、モダンリビング、ツインのベッドルーム、和室、絶景テラスルームを備え、テラスの展望露天風呂から天橋立の松並木を望む。

運河の水面に寄り添う和のリゾート

運河の水面に寄り添う和のリゾート

 日本三景・天橋立。その松並木のたもと、天橋立運河に面して文珠荘は建っている。窓の外には松林の緑と、運河の水面が映す青。変わることのないこの眺めが、いつも旅人を迎えるのだと宿は書く。
 掲げるのは「和のリゾート」。暖炉とバー、テラスを備えた広々としたロビーが客を出迎え、客室は天橋立と運河を借景にして設えられている。和の佇まいを大切に残しながら、いまの時代の彩りを添えたもてなしで、ここにしかない新しい天橋立の旅の過ごし方を届けたいという。
 館の源には、建築家・吉村順三の名がある。皇居新宮殿の設計にも携わったこの建築家が手がけた純和風の木造棟「雪月花の棟」は、天橋立の情緒ある自然に溶け込むように建つ。宿は英語のページで、吉村順三の構想を受け継いで「和のリゾート」を掲げていると記している。
 参拝に食、湯、そして散策。天橋立には景色とともに多くの過ごし方がある。運河沿いのこの宿を拠点に、心も身体も日常を離れる旅を、と宿は結んでいる。

天橋立を見下ろすモダンリビング

天橋立を見下ろすモダンリビング

 空のみどりは、文珠荘に三室ある露天風呂付特別室のひとつである。客室は三階にあり、広さは九十二平方メートル。
 扉を開けると、ゆったりとしたモダンリビングが広がる。大きな窓の外は松林の緑。深い色のソファに身を沈めれば、視線は自然と窓の向こうへ向かう。その先には、宿が「目の前には天橋立を見下ろす絶景」と記す眺めが待っている。
 リビングの外には、天橋立を望む絶景テラスルーム。運河の水面と松並木を見下ろしながら、寝椅子で風に吹かれる時間は、この部屋ならではの贅沢だ。
 眠りの場は、シモンズ製のベッドを二台置いたツインのベッドルーム。そのほかに和室も備え、洋の寛ぎと和の落ち着きをひとつの部屋で使い分けられる。洗面も眺めに向けて設けられ、朝の身支度のあいだにも天橋立の緑が目に入る。
 特別室はチェックインが午後二時、チェックアウトが午前十一時。一般の客室よりそれぞれ一時間長く、この眺めのなかで過ごせる。最大四名まで泊まれる。

テラスで天橋立と向き合う露天風呂

テラスで天橋立と向き合う露天風呂

 空のみどりには、テラスに展望露天風呂がある。
 湯船は木のテラスの上に据えられ、傍らには寝椅子が並ぶ。その向こうには天橋立の松並木。宿はこの部屋で、天橋立を眺める展望露天風呂に浸かり、移り変わってゆく天橋立の表情を感じながら贅沢な時を過ごしてほしいと書く。
 朝の光のなかで湯に身を沈めれば、松の緑はいっそう瑞々しく目に映るだろう。日が暮れて灯りがともれば、木の色がやわらかく浮かび上がる。同じ湯でも、入る時刻によって眺めはまるで違う顔を見せる。
 湯から上がれば、そのまま寝椅子へ。火照った身体を風にあずけ、また湯へ戻る。部屋の扉を閉めてしまえば、誰に気兼ねすることもない。湯と眺めと流れる時間を、そっくり独り占めできる客室である。

現代の名工が彩る丹後の四季

現代の名工が彩る丹後の四季

 海と山に囲まれた「海の京都」、天橋立。文珠荘の膳に運ばれるのは、自然豊かな丹後で育まれた、この地ならではの旬の素材である。
 腕をふるうのは総料理長の武本元秀。有馬温泉の旅館で修行を積み、二十六歳の若さで料理長に抜擢された。東京などで料理長を歴任したのち、文珠荘 松露亭の料理長に就く。二〇一八年度には厚生労働省の「卓越した技能者(現代の名工)」に選ばれ、二〇二一年春には黄綬褒章を受けた。長年の知識と技を重ねた匠の手が、季節の食材を鮮やかに仕立てる。目で驚き、香りで感じ、味を愉しむ——宿はその料理をそう表す。
 献立は四季とともに移ろう。春は伊勢海老と桜鯛、初夏はとり貝と岩牡蠣、夏は鱧とさざえ。秋には松茸とぐじが並び、冬は松葉蟹と寒鰤が主役となる。
 朝の膳にも土地の味がある。宿オリジナルの松葉ジュースに始まり、長い熟成を経て丁寧に漬け込んだへしこ、地元産のあさりを使った味噌汁。ご飯は、米の食味ランキングで最高位の「特A」を得た丹後米だ。
 食事の場は、天橋立運河に面した開放的な食事処か、連れと気兼ねなく語らえる半個室で、当日スタッフが案内する。丹後の地酒を三種選んで呑みくらべる楽しみも用意されている。

 天橋立を見下ろす露天風呂付特別室。モダンリビングと絶景テラスルームから松並木を望み、テラスの展望露天風呂で移ろう天橋立の表情に浸る。湯は天橋立温泉、料理は現代の名工が仕立てる丹後の旬。

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photo

  • 空のみどりのモダンリビング

  • リビングの奥にベッドルーム

  • 石造りの露天風呂

  • 浴場から庭を望む内湯

  • 冬の主役、松葉蟹

  • へしこや丹後米の朝の膳

  • 天橋立運河に面した食事処

画像出典:文珠荘 公式サイト

detail

部屋タイプ 露天風呂付特別室
広さ 92㎡
階数 3階
定員 最大4名
間取り リビング・ツインベッドルーム(シモンズ製)・和室・絶景テラスルーム
客室の湯 展望露天風呂
チェックイン/アウト 14:00/11:00

温泉

温泉名 天橋立温泉
泉質 含弱放射能・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-塩化物泉
泉温 32.2度

access

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〒626-0001 京都府宮津市文珠510

【お車】大阪方面からは中国道・吹田ICより舞鶴若狭自動車道・京都縦貫道・山陰近畿道を経て宮津天橋立ICへ、吹田ICより約1時間40分。京都・愛知方面からは京都縦貫道・沓掛ICより宮津天橋立ICへ、沓掛ICより約1時間20分。宮津天橋立ICから府道9号線・国道176号線・府道2号線で天橋立へ。駐車場あり(無料)。
【電車】JR京都駅から特急はしだてで天橋立駅まで約2時間。JR大阪駅から特急こうのとりで福知山駅、京都丹後鉄道の特急たんごリレーに乗り継いで天橋立駅まで約2時間20分。天橋立駅まで送迎あり(事前予約制)。

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