かつうら御苑
スイートルーム天 コーナースイートタイプB(4名定員)
近畿エリア/和歌山県/南紀勝浦温泉
世界遺産「熊野」に佇む天空の別邸
「碧く透き通る那智湾と神々が宿る熊野の山々を一望できる海辺のお宿」
古くから神々が宿る地として崇められてきたここ熊野勝浦。
多くの人々が参詣に向かうために辿ったその道は形こそ変わったものの、熊野街道と呼ばれ今なお人々の生活の中で生き続けている。
その一部を世界遺産にも登録されたこの道が走る先、紀伊半島の南東部にあるのが那智勝浦町。
神秘的な山々と熊野那智大社、那智の滝、青岸渡寺など名だたる名所を有するこの町には、緑美しき自然だけでなく青き大海原も隣接し、一年を通して多くの観光客が絶え間なく訪れる。
そして、もう一つこの勝浦にはありがたき恵みがある。
「南紀・勝浦温泉」だ。
この地に湧く多種多様な源泉の数は和歌山県下一を誇る177。
その温泉郷の中でも海を間近に見渡せる絶好の場所に建つのが「南紀・勝浦温泉 かつうら御苑」である。
玄関に一歩足を踏み入れると、可憐な花々と解放感ある華やかなロビーが出迎えてくれる。
と同時にスタッフが駆け寄ってきた。彼に優しく丁寧な物腰から、この宿のおもてなしの心が瞬時に受け取れる。
まだ真新しさの残る最上階十階へと案内され、専用ラウンジ「刻の杜」でチェックイン。
深いソファに腰を下ろし、優雅な気持ちでできるチェックインは、「スイートルーム天」に宿泊するものだけの特権だ。
何より客の貴重な時間を大切に想うからこその配慮だろう。
この静かな専用ラウンジには、ライブラリーやインターネット環境、ソフトドリンクも用意されている。
まるで慣れ親しんだ場所のように、時間を忘れて心安らぐひとときが過ごせそうだ。
「贅を極めたこの部屋が至福の時間へといざないます」
専用ラウンジ「刻の杜」も素敵だが、早く客室でゆっくり休みたい。
はやる気持ちを抑えつつ、スタッフに案内され今日滞在する部屋へと向かう。
美しき木薫る扉を開き、目の前に現れたのは解放感あふれる洗練された空間。
絢爛なそのしつらえは、きっと初めて目にした誰もが驚くに違いない。
日本を代表する格調高き織物、西陣織を用いて作られた椅子。
縁のない琉球畳が整然と敷き詰められた二間続きの和室。
解放感を感じるのも無理はない。
ダイニングルームも併せ、この部屋の広さは120㎡。
4人が過ごすには、あり余るほどの広さだ。
深き眠りを約束してくれるシモンズ社製のタラス状のマットレスを使用したツインベッドが配されてもなお、広々と感じることができるのはそのせいだろう。
部屋奥に広がるパノラマビューの窓からは、那智湾の碧き景色が見渡せる。
さらに嬉しいサプライズは続く。
海を間近に観ようと向かったテラスに用意されているのは、贅沢な檜風呂。
仄かに木の香りが残るこの広き浴槽を満たすのは、間違いなく源泉から湧き出たばかりの高泉質の湯だ。
宿主の粋な計らいによりバルコニーの柵は透明なので眺めも素晴らしい。
目の前に広がる大海原はもちろん、日本が誇る霊山「那智山」、そして「那智の滝」さえも臨むことができる。
アメニティには天然由来の成分を使用した肌にやさしい「le bois」の森の香り高き「LA QUAN WA(羅・漢・和)」が使用され、香りでのおもてなしも忘れていない。
全てが洗練されたこの空間で、至福の時間を過ごせることは疑う余地がなさそうだ。
「海渡る潮騒をBGMに」
部屋で入る露天風呂もいいが、せっかくなら解放感ある大浴場も訪れてみてはいかがだろう。
海を間近に望める場所にある大浴場には、男女それぞれ露天風呂とジャグジー露天風呂が併設されている。
頬をかすめる潮風と潮騒の音を感じつつ入る岩づくりの露天風呂。
とりわけ海や山々などの大自然のエネルギーを直に体全体で感じることのできるこの場所は、極上の癒しが体感できるに違いない。
また6時から9時、15時 24時と開放されるこの浴場。
普段めったにお目にかかれない朝陽にきらめく海やたくましく行きかう漁船たちの漁火も眺めることができよう。
また大浴場の檜風呂は西日本最大級ともいわれている。
心休まる木の香りとともに、源泉かけ流しの豊富な湯は、芯から疲れを解してくれるはずだ。
「五感で楽しむ至福の料理」
夕食は、朝食はともに部屋でゆっくりといただける。
提供されるのは、豪華な料理長渾身の品々だ。
「地元の旬の食材」「鮮度にこだわった食材」が料理長の手にかかると口はもちろん目や鼻などの感覚をうならせる作品へと変身する。その拘りぶりは、デザートに至るまで全てが手造りであることからも伝わろう。
また紀州灘を間近に擁するこの宿でぜひとも戴きたいのは、獲れたての海の幸。
勝浦漁港で水揚げされた大トロなどのまぐろの刺身、また季節に応じて鮑か伊勢海老どちらか一品がお好みの調理法を施して提供される。
秋冬には幻の高級魚「クエ」も登場し、さらに食卓を豪華に飾る。
ただし、クエコースは期間限定の上、予約が必要。必ず事前に確認したほうがよさそうだ。
ここ天の客室では、客の邪魔にならないよう、スタッフと客の出入り口が別々に設けられている。
寛ぎのひと時も邪魔されることなく、存分に食事を味わうことができそうだ。
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photo
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アメニティ「le bois(ルボア)」
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「天」からの眺望
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天専用ラウンジ「刻の森」
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大浴場
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女性用パウダールーム
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露天風呂
detail
間取り | (120㎡)和室+リビングダイニングルーム+源泉かけ流し露天風呂付テラス |
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設備 | 露天風呂(源泉かけ流し)、液晶テレビ、CD・DVDプレイヤー(ソフトの貸出あり)、無線LAN、ドライヤー、冷蔵庫(空)、金庫、お茶セット、ポット |
アメニティ | バスタオル、タオル、浴衣、足袋、巾着、バスローブ、女性用スキンケアセット、シャンプー、リンス、ボディーソープ、ハンドソープ、ブラシ、シャワーキャップ、髭剃り、シェービングジェル・フォーム ※「天」限定アメニティ:le bois製LA QUAN WA(天然素材使用) |
チェックイン・チェックアウト | [チェックイン]15:00 [チェックアウト]10:00 |
駐車場 | 60台 |
カード | VISA / MASTER / JCB / AMEX / DC / DINERS ※オンラインクレジット決済選択可能 |
ご注意 |
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温泉
源泉名 | はまゆう |
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泉質・泉温 | 単純硫黄泉 34℃ |
適応症(効能) | 神経痛、リウマチ、関節痛、慢性皮膚病、慢性婦人病、やけど、切り傷 |
温泉の利用形態 | 源泉かけ流し、加温あり、かけ流し・循環ろ過式の併用、塩素系薬剤消毒あり |
特徴 | 毎分200リットルもの湯が湧き出す自家源泉をもつ「かつうら御苑」は、その豊富な湯を大浴場はもちろん露天風呂、そして最上階にある「スイートルーム天」の露天風呂にまで提供している。 かすかに香りを放つ弱アルカリ性の単純硫黄泉は、保湿効果も高く湯上りの肌をしっとりと保ち、湯冷めもしにくい。塩素系薬剤で消毒されているというが、その臭いはほとんど無に等しい。 またリウマチや神経痛、慢性婦人病や五十肩にも効果を発揮し、これらに悩まされている方々にとっては恵みの湯だと言えるだろう。 |
おすすめ
この宿で堪能したいのは、何より展望。
「天スイートルーム」のテラスに設けられた源泉かけ流しの露天風呂につかりながら、那智湾、そこに浮かぶ島々、さらには世界遺産に登録された那智の山々や、天気さえよければかの有名な「那智の滝」さえ望む贅沢をゆったりと味わうことができる。
また日本でも一、二位を争うマグロの水揚げ量を誇る那智勝浦港は「かつうら御苑」のすぐ目の前。
ぜひとも新鮮なマグロを生で味わっていただきたい。
観光スポット
熊野那智大社
TEL | 0735-55-0321 (午前8時から午後5時まで) |
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アクセス | 車 約25分 |
日本を代表するパワースポット熊野三山の一つ「熊野那智大社」。
古くより人々の信仰を厚く寄せられたこの場所は、世界遺産にも選定され今なお多くの参拝者や観光客が訪れる。
467段にもおよぶ石段の上に建つ社殿は全部で6つ。
イザナミノミコトとも呼ばれる夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様が祀られる。
明治時代、日本にサッカーを始めて紹介した中村覚之助は那須勝浦町出身である。
これにあやかり、熊野の神様のお遣いである「三本足の烏・八咫烏(やたがらす)」を日本サッカー協会はシンボルに採用した。
境内にある御縣彦社そばには八咫烏の銅像もあるので、ぜひ探していただきたい。
那智の滝(那智勝浦観光ガイド)
TEL | 0735-52-5311 (那智勝浦観光協会) |
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アクセス | 車 約15分 |
日本三大名滝の一つにも挙げられる「那智の滝」は、落差日本一の133mを誇りその壮大な姿は圧巻である。
そもそも、熊野那智大社はこの那智の滝を崇拝するために造られたとも伝えられている。
大きな一つの線を描くように見えるこの那智の滝だが、よく見ると、滝の落ち口には3つの切れ目があり水は3本に分かれて落ちている。
現在、大己貴命(おおなむじのみこと)が祀られているこの滝は、参拝するには滝自体を神社とみなし、手を合わせなくてはいけない。
滝の右手に広がる「那智原始林」は国の天然記念物にも指定されている数少ない照葉樹林の森である。
紀の松島(紀の松島観光株式会社)
TEL | 0735-52-8188 (紀の松島観光株式会社) |
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アクセス | 徒歩 約10分 |
勝浦港そばの海に浮かぶ島々は、日本三景の松島の名をなぞらえ「紀の松島」とよばれている。
周囲僅か17kmの範囲に浮かぶ大小さまざまなその島々は、ラクダや鶴、ライオンなどユニークな形のものがあることでも有名だ。
この紺碧の海とユニークな島々を存分に愉しむには遊覧船を利用するとよい。
土日には、めったにお目にかかれないイルカの調教もあるのでぜひとも見ておきたい。
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かつうら御苑
スイートルーム天 コーナースイートタイプB(4名定員)
近畿エリア/和歌山県/南紀勝浦温泉
access
〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦216-19
かつうら御苑
【電車】
・[東海道・山陽新幹線]新大阪駅→[JR紀勢本線]紀伊勝浦駅 約4時間
徒歩 約10分
【飛行機】
・大阪国際空港→[大阪空港交通バス]新大阪駅 約25分
【自動車】
・紀勢自動車道 すさみ南IC→国道42号線経由 約1時間
・紀勢自動車道 尾鷲北IC→国道42号線経由 約1時間20分
関連リンク |
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