那須別邸 回 其の伍 B‐type  関東/栃木県/那須湯本温泉(那須温泉郷)

那須別邸 回

其の伍 B‐type

関東エリア/栃木県/那須湯本温泉(那須温泉郷)

RESET RESORT 昨日と明日を結ぶもう一つの場所

宿はその土地のショーケース

 遥か北西部には雄大な茶臼岳がそびえ、山麓地帯には舒明2年(630年)開湯の歴史ある那須温泉郷、複数の史跡やテーマパーク等、思い思いの過ごし方ができる那須。
 皇室の御用邸があることから“ロイヤルリゾート地”として知られる、瀟洒な別荘邸宅が建ち並ぶ日本屈指のラグジュアリーリゾート地だ。
 「那須別邸 回」は2023年10月に「土着」をテーマにリニューアルオープンした。
 御用邸のすぐ近く、那須高原に広がる豊かな緑と抜けるような空に包まれたスタイリッシュモダンなレセプションとレストランが入る新設された建物は細部にまでこだわった空間となっている
 レセプション棟から中庭を抜けて宿泊棟へと進む。今回のリニューアルで10室に増えた客室はすべて間取りやデザインが異なり、これまでの温泉旅館には無かった新しいコンセプトが感じられる。
 今度はどの客室を選ぶか……訪れる前から旅路に心を躍らせる、それも「那須別邸 回」の魅力なのだ。

個性的かつ遊び心溢れた「其の伍」

 「其の伍」は高低を付けたリビングに和室と繋がるテラス、そして主寝室と掛け流しの風呂という構成だ。
 部屋内の動線は二手に分かれており、左手はモダンで3人はゆったり寝られるほどの和室、右手は掘りごたつ式のテーブルが置かれた和室、さらに一段下がった場所にソファーが置かれるリビングになっており、何とも個性的で遊び心溢れる間取りに旅人の気分も盛り上がることだろう。
 主寝室も含めすべての部屋の天井が高く、非常に開放的かつ広々とした空間となっている。
 寝室の隣りにある風呂は露天風呂ではないものの、大きな窓を開け放てば那須高原の爽やかな風とともに木々の合間から木漏れ日が降り注ぎ、気分は清々しい。
 L字型の湯舟は深さが二段になっているので、小さな子供連れでも安心して源泉かけ流しの那須のいで湯を愉しむことができる。

「那須別邸 回」の温泉は那須御用邸の湯と同じ泉質

 黒羽藩主大関氏や乃木希典将軍が好んだ温泉としてもよく知られている大丸温泉からの引き湯。
 大正12年(1923)、大丸温泉の源泉から木管と自然流下を利用した引き湯に成功し宿泊施設が開業したことでこの辺りは新那須温泉と呼ばれるようになり、さらには大正15年(1926)に那須御用邸が完成し大丸温泉は御用邸にも。
 全ての客室に常に温泉の注ぐゆったりと入れる風呂が備えられ、自分だけの温泉時間をいつでも楽しめる。
 

那須の大地が育んだ過ぎない美食

 「那須別邸 回」の食事の概念は“素材に戻る”。
 地産地消を第一に考え、那須の大地に育まれた有機栽培の野菜や果物、自家製味噌や地元の米といった旬の素材が持つ力強さに料理長熟練の技が加えられた和食のフルコースを部屋食でいただく。
 高原リゾートらしく川魚を華麗に盛り込んだ先付けや前菜、旬の野菜の彩りに目を奪われる煮びたし、一つひとつが瀟洒な器に盛り付けられ宴を雅なものにする。
 那須黒毛和牛を野菜と共にいただく豆乳鍋はさっぱりと端正な味わいで、客人から大好評を得ている「那須別邸 回」の看板メニューだ。
 客室係が携える和牛のランク認定書で確認できる素材の出所の安全性と鮮度へのこだわりは、その滋味とあわせて食通の心と舌を捉えて離さない。

 今回のリニューアルのテーマは「土着」。
 今まで部屋食だった食事を思い切ってレストランに変更した理由でもある。
 那須の大地で育ったとちぎ和牛、清らかな那珂川で挙げられる鮎、採りたての新鮮な農産物など、すぐそばにいる生産者がいる贅沢をどう伝えるか。
 素材の味を損なわない調理で仕上げる山里懐石料理はこの土地を味わう体験となる。
 地方宿屋の料理は本来在るべき和食の本質であり、地元生産者との繋がりの賜物が滋味あふれる食となり体に染みる。

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photo

  • 「其の四」

  • 「其の四」

  • 「其の四」

  • 「其の四」

  • 「其の四」

detail

間取り (93.3㎡)主室+寝室+和室+風呂
設備 露天風呂、ウォシュレットトイレ、冷蔵庫、コーヒーマシーン
アメニティ 化粧水、乳液、ボディミルク、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシ、髭そり、ヘアブラシ、コットン、綿棒、専用バスローブ
チェックイン・チェックアウト [チェックイン]15:00 [チェックアウト]11:00
駐車場 10台
カード VISA / MASTER / JCB / AMEX / DINERS
ご注意
  • ルームサービス 不可
  • ペット同宿 不可
  • バリアフリー 非対応
  • お子様の宿泊 其の伍は1歳以下のみ可、其の四は不可
  • 直前プランでお申し込みの場合は、「其の伍」と間取りお風呂等はほぼ同様でデザインの違う「其の四」になる場合がございます。

温泉

源泉名 新那須温泉
泉質・泉温 単純温泉(低張性中性高温泉)/64.6℃
適応症(効能) 美肌効果、神経痛、関節痛、関節のこわばり、冷え性、筋肉痛、病後回復期、疲労回復 等
温泉の利用形態 源泉掛け流し(循環ろ過併用)
特徴  那須温泉郷は、茶臼岳の山腹に散在する温泉群の総称だ。
 茶臼岳は那須火山帯が最後に形成した山といわれ、いまなお白い噴煙を上げながら火山性温泉を自然湧出させている。
 「回」の客室専用風呂になみなみと注がれる温泉のぬくもりは、その茶臼岳の中腹標高1,300mに湧く無色透明の大丸温泉。
 皇室の御用邸に湧くお湯と同泉質のもので、癖の無いまろやかな湯は無色透明で美肌や疲労回復に作用するとされており、ゆtったりとその湯に揺蕩えば心身を優しく解きほぐしてくれるだろう。

おすすめ

 意表を突く部屋の間取りに目を奪われがちだが、洗練されながらも、どこか懐かしさを感じる「那須別邸 回」の空気感。
 それは和紙や漆、古材等日本古来の材料をふんだんに取り入れた、深い質感の風合いを大切にしている証なのだ。
 そしてその想いは、ここを訪れた客人すべてに日頃の囚われ事から“Reset Resort”してもらい、新たな活力を見い出していただく快適な場所でありたいという宿主のおもてなしの心。
 「那須別邸 回」で得られる至福の寛ぎが、必ず素の自分にリセットしてくれることだろう。

観光スポット

那須茶臼岳

TEL 0287-76-2619
(那須町観光ガイド)
アクセス 車 約5分

 日本を代表する標高1,915mの活火山で、5ヵ所ある頂上の噴気孔からは今でも盛んに噴煙が上がる。
 この茶臼岳を含む奥那須はハイキングやトレッキングコースが複数整備され、特にロープウェイで8合目まで一気に上がる茶臼岳山頂コースは家族連れでも簡単に茶臼岳登頂ができることから人気が高い。
 間近に見る噴煙の茶臼岳の景観は迫力があり、雄大な自然の威力に目を奪われるに違いない。
 また、特に例年10月中旬に訪れる紅葉のピークは、朱や金銅色に色を変えたモミジやナナカマド、ドウダンツツジと、熊笹の緑が鮮やかなコントラストを織りなす紅葉の大パノラマが絶景だ。

那須ステンドグラス美術館

TEL 0287-76-7111
(那須ステンドグラス美術館)
アクセス 車 約5分

 イングリッシュガーデンが拡がる敷地内、英国コッツウォルズ地方の貴族の館をモチーフに建てられた館内では、1,800年代中心のアンティークステンドグラスを見ることができる。
 いくつか展示の目玉となる礼拝堂が配されているが、特にセント・ラファエル大聖堂の壁一面に聖書のシーンが描かれたものは荘厳で、その眩い美しさに目を奪われるほど。  アンティークパイプオルガンの生演奏に耳を傾けていると、まるで日本にいることを忘れてしまうような穏やかな時間が流れる。
 その他、ステンドグラス界の巨匠ウィリアム・モリスの作品や、“光”をテーマに独自のスタイルが人気の作家リチャード・リーの作品等、見所が多い。

那須サファリパーク

TEL 0287-78-0838
(那須サファリパーク)
アクセス 車 約5分

 マイカーやライオンバスでサファリゾーンへ入園し、そこで生活する動物たちに触れたり餌やりができる体験型サファリパーク。
 園内には約70種700頭羽の世界の動物たちが飼育され、特に人気の高い肉食ゾーンではホワイトライオンが出迎えてくれる。
 餌やりができるのは草食動物だが、キリンや象など大型動物を目の当たりにした迫力や皮ふの感触には、子供だけでなく大人も大興奮することだろう。
 いっぽうライオンやトラなど夜行性動物の生態を探検するナイトサファリでは、昼間と違う迫力が体感できるのでこちらもおすすめだ。
 なお、車に乗らずもっと身近に動物に触ることができる「ふれあい広場」では、うさぎやモルモット、ラマ、ポニーなどに餌やりができる。

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那須別邸 回

其の伍 B‐type

関東エリア/栃木県/那須湯本温泉(那須温泉郷)

宿公式ホームページはこちら
(宿公式ページにてプランを確認の上宿公式予約ページにて予約をお願い致します)

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〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本206

【電車】
・[東北新幹線]東京駅→那須塩原駅 約70分
 タクシー 約30分
 ※無料シャトルバス有り(要予約 1回500円)
【飛行機】
・福島空港 車約50分
【自動車】
・東北自動車道 那須IC→県道17号線経由 約15分

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